polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

今、私はドラッガー先生と本の中で対話をしています。

こんにちは。
 先日ドラッガー著『マネジメント基本と原則』を読んでいると書きました。
すべと読み終えてから、心を打たれた箇所やフレーズをこのブログでお伝えしようと
じっくり読んでいたのですが、エッセンシャル版だからなのか、世にあまた存在するマネジメント本の元祖だから分かりませんがこの古典はただ者ではありません。

 

家族、地域コミュニティ、学校、会社、官公庁、社会、国などすべての全て組織が1つの生物のよう動く原理、組織を「健康的な」規律で動かす若しくは運営するために必要な原理・原則を古代ローマギリシア哲学をベースに説明している。
西洋学だけでなく東洋学についても深い造詣のあるこの知の巨人は自身の著書を手にした人間を「やぁ、ようこそ。君は社会を動かす原動力を知りだいんだね?歓迎するよ。僕と対話をしよう。」と語りかけてくる。

 最近退職した職場で私がブログを書いていることを知っている人が何人かいる。
その中には法人の経営層の人もいた。だからこの場で贈りたいドラッガーの言葉を書きます。

「人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。

しかし人は、これらのこゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。(中略)必要なことは実行することである。ビジョンや態度を変えることよりはやさしいはずである。①その第一は仕事と職場に対して成果と責任を組み込むことである。②さらに、共に働く人たちを生かすべきものとして捉えることである。③最後に、強みが成果に結びつくように人を配置することである。