８月のケアマネ研修～『８月のクジラ（The Whales of August）』～

おはようございます。

　８月も今日で終わり2022年も2/3が過ぎようとしています。
今月のケアマネの研修は今日行われる現任認定調査員研修を含め４回目です。
それだけこの職種に高齢者、障害者、8050・9060やヤングケアラーの問題について
役割を果たして欲しい期待の表れなのかも知れません。
ただ、「ICT機器の活用で生産性を向上させよう。」と言っているわりには、行政に提出する申請書などの提出書類のオンライン化は進んでいません。勤務地や担当ご利用者の申請書類は自治体窓口に足を運び直接提出が原則。介護保険の「更新」申請は郵送がかろうじて認められているのが現状です。認定調査書類もオンラインでは許されず窓口での提出です。ご利用者の転倒や入院や突発的な病気は､ケアマネの休みと無関係に発生し、連絡が入ります。同僚間で情報の簡単な共有をしていたとしても、代わりに指示をすることは出来ません。

　『八月鯨』（1987年　米映画　リンゼイアンダーソン監督）で「人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。」と言うセリフがある。まさに社会保障にかかわる人間全てにとって、的を射た言葉だと思います。