polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

空き家①-5

こんばんは。

 今日は秋晴れ、快晴、運動会日和りと言った言葉がぴったりの気候でしたね。

 先週はGさんからの電話での会話で終わりました。Gさんからなぜ、電話をくれてと名刺に書いてよこしたのかと聞かれました。
庭に置き去りりにされた車椅子が気になったこと、庭を通り抜けた母屋の玄関の引き戸が全開でそこから高齢のしかも寝たきりの方が寝間着として使用する浴衣が3着も玄関内につるしてあること、干しっぱなしで汚れてしまった電気毛布が気になったことを伝えました。
Gさんから、それはGさんのお母さんの車椅子と浴衣と電気毛布だと聞かされました。
そのお母さんは今も生きていてこのうちに住んでいるのか、もしそうなら福祉サービスを利用しているのかをストレートに聞きました。

Gさん「生きているが、onigawaraさんが言うような老人保健施設ではなく、病院を点々としている。それはお袋が病院を希望したから。」
私「ふた昔以上前なら病院を転院でつないで行くことが出来たと思いますが、都心では療養型の病院でないと長期入院はできないのではないですか?」
Gさん「今はC県の病院にいるよ。最初はよー、onigawaraさんみたいなひと(措置時代だと思われるので自治体の福祉課職員か社会福祉協議会職員かもしれない)が付いてくれてさー家で暮らしていたんだけどさ...。だんだん体が悪くなっちまって自分で病院に行きたいって言ったんだよ。その方が安心だからってさ。」
私「失礼ですが本当に生きておられるのですか。」
Gさん「あはは、生きてるよ。そんなことウソ言っても仕方ないだろう?」
私「Gさんにはお母さん以外にご家族やご親族はいないんですか?」
Gさん「いるよ。お袋の兄姉がいるよ。だけどお袋が入院してここに来る用事がなくなってから来ないな。こっちも連絡しないしな。」
私「Gさん、寂しくないですか?一人きりでこんなうっそうと木の生い茂った広い庭と、失礼ですが(失礼の連発)...かなり老朽化した木造のおうちで暮らしていて。。」
Gさん「おー、昔はさ仲間がちょくちょく来てくれていたんだけど、来なくなったんだよな。寂しくなんかないよ。気ままにやってるからな。onigawaraさんはなんでそんなにおいらのうちが気になるのかい?」
私「それは最初にもお伝えしましたが、車椅子とアリストのコントラスト(対比)が強烈だったからです。そして空き家だと思っていたおうちに電気が付いていてテレビの音がしたのでびっくりしたんです。」
Gさん「あーそうなの。うちのお袋もあんたみたいな人が担当だったらよかったかもしれないないな...。」

 今日もブログを読んで下さり、ありがとうございました。
この続きは来週土曜日にお伝えします。