polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

鶴の恩返し

こんばんは。

 金曜日の地獄の残業を終え、土曜の深夜

になっても燃え尽きてしまった矢吹(やぶき)

ジョー(「あしたのジョーちばてつや 

講談社コミックス)のようなonigawaraです。

(;^ω^)

 先週の土曜日の子供とのトラブルから受け

た精神的打撃から回復することなく一週間

が始まり、認定調査2件、担当者会議2件、

認定調査立ち合い1件、毎月の訪問、社内

会議、書類整理、ファイリング、営業マン

対応、サービス事業者向け提供の送付etc..。

 

 長女は高校の途中から授業料の無償化が

始まりまりました。

長男は特別支援学校で高校でも給食が出ま

す。長男はわざとではなくものを壊してし

まうことが小さいころから度々ありました。

ものをやたらに落とす、力の入れ加減がどう

しても把握できずに壊す、歩き方に強い癖が

あるため靴底が早いスピードで偏ったすり減

り方をしてダメになる、膝をどんとついて座

り込むために購入して半年くらいでズボンの

膝部分に穴が開いてしまい、買いなおす...、

こんな状態でした。

中学から就学奨励費制度のお世話になれる

ようになり、生活費が多少楽になりました。

.....国や東京都、住んでいる自治体に助けられ

ている実感はありました。もちろん私も働き

続けて税金を納めていますが、自分の納税額

では賄いきれない子供の育成費用です。

特に何らかのハンディキャップをもっている

人間には社会福祉制度はなくてはならない存

在になっています。障がいをもっていても、

その有する能力に応じた働き方ができる、働

くことができなくても生きてゆくことができ

る。これは自分の翼だけで生きてゆくことが

できない人たちや我が家の長男kにとって国

が唯一握っている「生殺与奪(せいさいよだ

つ)」の権利です。

どうか日本がまるごと「姥捨て山」肯定国に

なりませんように。  (ノД`)・゜・。

 

祇園精舎の鐘の声 盛者必衰の理(ことわ

り)をあらわす。奢(おご)れる者も久しか

らず ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も

ついにはほろびぬ、 ひとへに風の前の塵

ちり)に同じ。

平家物語の冒頭で琵琶法師が弾き語りをし

ていますね。

 ケアマネの仕事をしていると、昔はとても立派な職業

や社会で重責を担っていた方の担当をすることがと時々

あります。そんな高給料を取られていたであろう方たちも

介護される立場になると状況は一変することが結構あり

ます。

人間はいつなんどき自分が窮地に立つか分かりません。

セーフティーネットは絶対に必要です。

 

onigawaraも薄給ですが、仕事で社会に恩返しをしている

つもりです。ときどきハードワーク過ぎて「鶴の恩返し」

のヒロイン「おつう」になった気分で命けずっている感

満載で仕事をしている時がたまにあります。

 

どうか富める者にだけで優しい国になりませんように。

そして日本が世界の新しいスタンダードに変化してゆく

ことができる国になりますように。