こんばんは
遠い昔にイギリス人の書いた小説か物語に「Land's End※」という地名の場所がイギリスに実在することを知りました。気になってはいたものの、旅行できるほどの金銭的余裕はなく、そのうち結婚し日々の生活に埋没し、「Land's End」について忘れてゆきました。夫が外国人が結構勤務する会社に転職し、そこにイギリス人もいたので夫を通じて「Land'sEnd」について何か知ってたら教えて欲しいと頼みましたが、「全く知らない。」と答えが帰ってきました。お国の人が知らないほど知名度の低い場所なのかもしれないと、またしても自分の興味を記憶の底に放り込み、子育てと仕事と生活することに追われて行きました。
...それがまさか仕事でご利用者宅を訪問し93歳のおじいさんが読めと出してきた『世界の秘境 3巻シリーズ』をせっかくだからと、何気なく数ページ開いときに出会えるとは思いもしませんでした。統合失調症とうつ病傾向で精神科の訪問診療を依頼しているが季節の変わり目になると気持ちが不安定になることが多いため、毎月の訪問時は傾聴の時間を充分にとるようにしているおじいさん。
landは土地、国、祖国、故郷や”世界”をも意味する。「Land's End※」は意訳的に「世界の果て」、「世界の終わり」の意味も含む。また旅心が疼いてきました。
※「ランズ エンドは、イングランド本土の最西端です。しかし、イギリス本土の最西端ではなく、この称号はスコットランド高地のコラチャド モールまでしか及ばない。」（Wikipediaより）
