こんばんは。
今日は高校時代に少し読んだ随想小説の『失われた時を求めて』からタイトルを頂きました。この小説はプルーストの自伝的小説ですが、単なる自伝とひと味もふた味も違うふとしたきっかけで過去の記憶が広がって行きます。この小説の代表的な一文でマドレーヌを紅茶に浸して口にした瞬間に過去の思い出が無限に展開するくだりや水を満たしたガラスの入れ物に水中花が広がって行く様を眺めている間にメタファー(隠喩いんゆ)を多分に含んむ思想・哲学に近似した考えが無限の広がりを見せる、何とも不思議な小説です。漫画も出ているので良かったら手に取ってみて下さい。
話がタイトルから逸れてしまいました。_(._.)_
私が学校を卒業する頃には既に日本の不動産バブルははじけていました。はじけた直後だったため、景気はその後の就職氷河期時代ほど悪くなく就職状況も悪くはありませんでした。その当時、こんなにも長い長い不況や景気停滞、中間所得層の崩壊を予想した人はいないと思います。
では、また。