polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

映画『プラン75』※~「ケアプラン’22」^^;~

 

 

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こんばんは。
 一気に秋が来ましたね。夕飯は鍋だ鍋だ!と騒いで娘が引き気味です。^^
今日はショートステイ(短期宿泊生活介護施設)を利用中の担当している方(88歳)と少し時間をかけてお話をしました。その方は毎月ケアマネが訪問するたびに「生きているのが辛いからもういいいよ、あの世に行きたいよ。お父さん(数十年前に他界したご主人)の元にゆきたいよ。」と仰られていました。そのときはまだ比較的にお元気で自宅内ではシルバーカー押して移動し簡単な片付けや調理、洗濯物たたみをされ、外出したいときには電動カート(電動車椅子)に乗って一人で出かけるぐらい元気である程度自立されていました。それが昨年あたりから脳梗塞の再発、転倒、心疾患の発生などで入退院を繰り返し、みるみるうちに歩行がとても不安定になってしまった。ご家族も勤め先でコロナ感染者が増えたあおりをくってお休みしている職員の分をカバーするために休日出勤が増えたのでお母さんの世話が出来なくなった。当座をしのぐためにショートステイの利用を希望されたが、福祉施設もコロナ感染が拡大し片っ端から問い合わせをしたが休止や、既存の利用者に限定とか人数を制限して受け入れしている状況で、利用ができなかった。苦肉の策で病院のレスパイトケア(介護されているご家族に休養してもらう)入院を一週間出来ることになりました。ご家族には感謝されほっとしたのもつかの間、ご家族から「onigawaraさん、大変!母が全くと言っていいほど歩けなくなっちゃったわよ!」と電話が掛かってきた。急いで病院から帰宅したばかりのその方に会うと依然のような「私の目の黒いうちはいい加減なことはさせないわよ。」とでも思ってそうな眼力(めぢから)が消え失せていた。しまった!ベッドの上でなんにもせずに寝ている生活を高齢者にさせたらどんなことになるか予想できたのに。。

 話を今日のその方との会話に戻します。「このあいだね、夜中に亡くなった母と妹たちが私の寝ている足もとにたったのよ(「枕元」でない点がポイント)。母や妹に、早くあの世に行きたいから迎えに来てってお願いしたんだよ。だけれどお前はまだもう少しそこ(この世)にいなさい、もう少しねって言うのよ。違う日には夫が枕元にたったったから、(あの世に)連れて行っておくれって頼んだんだけど黙ぁっていて何にも言わないんだよ。」
onigawara「それって○○さんはまだこの世にいる必要があるって事ではないですか?」
○○さん「もう沢山だよ。みんなに迷惑をかけてさ、もう生きていたくないよ、辛いよ。」
onigawara「今までずっと○○さんのその手の話を私ははぐらかしたり、励ましたりしててきましたが、本当にそれを望んでいるのならばお子さん達にご自分の意思・意向を自分で伝えられるうちに、お子さんが揃った場で言わないとダメですよ。今までだって○○さんが脳梗塞や心臓疾患で救急搬送された時にお母さんを大切に思っているお子さんは全力を挙げて救命してきたのですから、ふたたび同じような事態になったら又同じ選択をすると思いますよ。」
○○さん「私は延命なんて望んでないんだよ。」
onigawara「○○さんが延命を望んでなくても、お子さん達が望んだらまたそうすることになると思いますよ。そうなる前にご家族でよく話し合って下さい。」
○○さん「分かったよ。で、今度家に帰れるのはいつなの?」
onigawara「...今月末の9月30日ですよ。。」認知症も多少進んだ○○さんは何度も同じを事をたずねる。9月30日に自宅で担当者会議を開くため訪問するので、もし「その話」を○○さんが家族に切り出していなかったらどうしようか。。スルーすることも出来るし、延命治療について私から確認することも出来る。onigawara、どうするか?

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