polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

『堕落論』~「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外に、人間を救う近道はない。」~

こんばんは。
 今日のタイトルは坂口安吾(あんご)の『堕落論』から引用しました。日本と日本人について書いた傑出した本です。『続・堕落論』も心をわしづかみにされるような名言の宝庫です。
 今日はまる1日、「堕落」した生活をしました。夫、長女と長女の彼を義父母が住む郷里に行かせ、私と長男はお留守番。長男は毎週土曜日は放課後デイサービスとPCスクールで一日不在。弁当とおやつ代を持たせ、bye-bye。
...数年ぶりのパラダイスタイムがやってきました!!
 「食っちゃ寝」の1日を送りながら、後藤達也さんの「あつまれ金融の森」で下記の回を見ていました。日銀・黒田総裁の先輩である榊原英資さんと、同じく財務(旧大蔵)省出身で安倍首相に起用されアベノミクスの舵取りをした本田悦郎さんがお互いを尊重し合いながらも考え方の相違、今後の日本がとるべき選択肢について意見を交わしていました。榊原さんも本田さんも素晴らしく優秀な経済実務者です。ですが...榊原さんには日本の政治経済を冷徹に見据えて持論を言い切れるリアリスト(現実主義者)ではなく、日本人らしいウェットさで自分の直系の後輩を意図的にジャッジしない忖度を感じました。日本の表層である上流と中流の上に位置する経済市民層しか見えていないようです。現在の日本の家庭(シングルマザー・ファザー含め)の子供の貧困率についてお調べになってから榊原さん独自の「日本経済楽観論」を述べて頂ければと思います。子供の貧困はすなわち、日本人の経済生活力の低下を表します。子供の貧困は将来の日本を背負う日本人のレベルの低下を招きかねません。この現状に、日本経済楽観論が大手(おおで)を振るう余地はないはずです。
また後藤さんと片山さつきさんとの対談も面白かったです。
 偉そうに評論家みたいなことばかり書きましたが、仕事で毎日のように一見すると中産階級と見える家庭の内部に潜む経済的な亀裂を目の当たりにせざるを得ないので、自分の感想を伝えさせて頂きました。
今日もブログを読んで下さり、ありがとうございました。

【後藤達也MC】ミスター円・ミスターアベノミクスが激白!! 為替とアベノミクスのゆくえ【榊原英資・本田悦朗】 - YouTube

【片山さつき降臨】NISAは拡充・普及!自民党・金融行政のリーダーが語る国民の資産形成【MC後藤達也】 - YouTube