polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

『北風と太陽』~日本の経済・景気底上げ政策について思うこと~

こんばんは。

 先週は3連休をとり旅行に出かけましたが、その間もトラブルが発生したご家族からの電話が頻繁にあり、リフレッシュをしていた家族にも少し迷惑を掛けました。出勤すれば、先の展開を読んで伏線を引いたことが、自分の予想外れ、担当しているご利用者の家族からの信頼を失墜させかけていた事に気付き、落ち込みの底に沈む...暇はなく、週末の一人残業大会となりました。事務所にいるのは宿直担当者だけでした。

 日本のバブル経済崩壊から約30年が経過しました。その間に国や経済関連省庁や日本銀行が打ち出した経済政策はイソップ物語『北風と太陽』の”北風”政策だったことが現在のコロナによる流通停滞、ロシア・ウクライナ戦争の影響による穀物・エネルギーの輸出入の阻害により原材料費の値上がり、インフレ、インフレによる貨幣価値の低下、市民の生活の逼迫に繋がっています。日本銀行は「黒田バズーカ」即ち、「2%のインフレターゲットを目標」としてきましたが、その意図的なインフレ政策は結果的に功を奏することなく、世界情勢により日本でもインフレの波が起こり未だにインフレが期待値を超えて続いている。これは日本国民を超低金利化に置くことで貯蓄から消費に向かわせようとしたが失敗に終わったと言えます。実質賃金もあがっていません。上がっているのはごくごく一部の大企業だけです。
 ではonigawaraの考える”太陽”政策は何かというと、消費税について廃止または税率の引き下げです。創設当初は社会保障費に充当すると宣言していたが、今では使途が不明又は曖昧です。一番問題なのは無職のひと・低所得者ひとり親家庭・障害をもつ人・障害者を養っている人から、高額所得者と同様に一律でお金を吸い取ってしまう実は一番不公平な消費税を廃止することだと考えています。年金から消費税を取るようになって久しいですが、なぜ日本人は老後の生活資金のため給料から天引きされてきた”虎の子”に税金が引かれるのか不思議に思わないのでしょうか。おかしいですよね。ひとは将来に不安を感じるとお金を使わないようにする、子供は経済的に養えないだろうから産まない、結婚もお金がないから・お金が余計にかかるだろうからしたくない、できないと考えて(北風)、外套(上着)をかたく着込みます。税率を上げて大衆を不安に陥れるのではなく、「具体的な安心感」が感じられる政策がなければ、国民の意識を積極方向に向かわせることは難しいのではないでしょうか。他の疑問点ですが、成人年齢を引き下げて有権者をかさ増ししましたが、人口減社会なのに国会・地方議会議員の定数に変更が加えられないのも不思議です。
今日もブログを読んでく下さり、本当にありがとうございます。<(_ _)>