polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

本当にあった笑えない話

おはようございます。

 今日は台風8号が東海地方から関東地方めがけて上陸する予定です。
 学生の頃(30年以上前!)、映画を一人で見るためだったか何かの用事で都心のJR駅を出て青信号待ちをしている時に、こ綺麗な服装をした女性に声を掛けられました。「すみません、少し時間がありますか?良かったらアンケートに答えてくれませんか?」横断歩道の前で簡単な街頭アンケートかと思い、承諾した。内容は現在の生活に満足しているか、悩みはあるか、悩みがある場合は相談する相手はいるか等だったと記憶している。答え終わり立ち去ろうとすると、その女性が「もしこのあと時間があるなら、もう少し詳しいアンケートに答えて頂けませんか?ここではなんですから、落ち着いてご記入頂ける場所に移動しませんか。」その頃はやたらとこの女性のような街頭アンケートをする比較的若い年齢層の男女が都心の駅付近にいました。
アホなonigawaraは、映画は1本遅らせて見ればいいやと、その女性の後について行き繁華街から少し歩いたひとけの少ない裏通りにある昔は何かの商売をしていたであろう看板も何もない旧店舗に連れて行かれました。奥の小さな部屋に通され、またアンケート用紙を渡され、記入を求められました。その間女性は部屋から消え書き終わった頃に戻ってきました。悩みについて聞かれ共感や同情している風で傾聴してくれました。ひとしきり話も終わったところで、アンケートも済んだので退出させて欲しいと伝えると、「待って下さい。悩みのあるonigwaraさんに良い解決方法があるんです。その話をさせて下さい。」とまたその説明を始めた。その話はある団体に加入すると悩みについて無料で相談に乗ってもらえ、解決し”幸せ”にむかって生きてゆけるようになる、と言った説明でした。この時点で既に約1時間が経過。
onigwara「いえいえ、悩みは自分で解決するつもりだし、家族(親)の問題だから他人の力は要りません。」と断ると、その女性は「でもですね、これからもっと大変で深刻な悩みや問題が起きるかも知れないですよ。そのときに、ここに加入していると助かることが多いとおもいますよ。」
onigwara「すみませんが、結構です。用事があるので帰らせて下さい。」と頼んでも帰らせてくれずに、説得にかかる。この押し問答を繰り返し、女性が今度は「不快悩みがある人はこれを手元に置いておくと自然と良い方向に行くんですよ。これをもちませんか?」
onigwara「えっ!?でも、それってただじゃないですよね?いくらなんですか?」
女性は冊子を出してきて、ページをめくるとある物の写真が出てきたが値段が書いていない。そして次のページをめくると‥‥そのの写真の下に金額が記載されていた。
¥3,00000(30万円)!!!!!!

まずい、単なる社会意識調査アンケートなんかじゃなかった!宗教の勧誘だ!

onigwara「すいませんが、学生でそんなお金なんかないです。とにかくここから出して下さい。」

女性「20歳(当時の成人年齢)なのでローンが組めるし、毎月1、2万程度で支払えばいいんですよ。」
onigwara「あの~、買うとしても親に相談したいんで、とにかく帰らせて下さい。」
女性「いえいえ、もうあなたは大人ですからご両親に相談する必要はないですよ。これで辛い悩みが解消するのですから、親御さんも喜んでくれますよ。」...と食い下がり、あれやこれやと説得にかかる女性。この時点で2時間以上経過。
onigwara「うちはビンボーで、親に相談しないとだめなんですよ。とにかく家に帰らせて下さい!」女性は根負けした表情だった。
.....こうしてアンケートに答えるために迷宮のような建物に連れて行かれてから約3時間後にようやく解放されました。この時点で3時間超え。。(@_@)
皆さんもうすうす勘づいたかも知れませんが、そうです、これが日本で大問題になっている某宗教の勧誘活動の一例です。悩みは何かの組織団体に加入したり、壺を購入しても解決しません。親や友人に頼れないなら公的機関の相談窓口を検索して相談しましょう。お金がなくても検索は出来るはず。気力がなくなって安易に宗教で解決しようとしないようにしましょう。図書館で無料で借りられるや本やネットでも人生相談しています。時間の経過によって解決することもあります。

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