polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

子供のこころ

おはようございます。

 子供の巣立ちが近くなった頃から、できる限り子供の休みに合わせて公休をとるようにし出した"にわか子煩悩”を演じているonigawaraです。(。・ω・。)
 昔話が多くて恐縮ですが..長女が小学校2年、長男が保育園の年中さんぐらいだった年末年始に、広島県厳島神社と広島原爆ドーム、広島記念資料館に行きました。テレビの映像で何度も見て知っているはずだったのに、実際に目(ま)の当たりにして原子爆弾の破壊力の凄まじさに圧倒された。戦争当時は「死の川」と化した川沿いを家族で歩き、広島平和資料記念館に見学に行きました。冬休みの宿題で「冬休みの思い出」を題材にした作文をかなり意識して子供を広島に連れて行った事を自分でも覚えている。資料館の展示品や映像を父母に連れられて見ていた長女が突然、これ以上先には行きたくない、見たくないと言い出しました。そこは原爆投下で焼けただれ、剥がれかけた上半身の皮膚がかろうじて体にぶら下がっている状態の少年のパネル写真の前でした。長年はまじまじと展示品を黙って見つめ続けていました。仕方なく長女に夫婦が交代で付き添い、出入り口付近で待たせ、足早に見学を済ませ記念館を後にした。帰宅後に広島について書いた宿題の作文は先生にほめられましたが、その時から鍵っ子だった長女はヘリコプターや悪天候で低空飛行している飛行機の轟音がするたびに広島原爆の事を思い出し、一人で家にいられずに外に出て家族が帰ってくるの待っていたりしました。長男はその当時は幼なかったためか、性格の違いのせいか分かりませんが、幸いトラウマにはならなかったようです。
親の勝手な「教育のために」というエゴで子供に恐怖感を植え付けてしまい本当に後悔した”にわか教育熱心”だったonigawaraのにがい思い出でした。
今日もpolaris7onigawara7を読んで下さり、ありがとうございます。