polaris7onigawara7’s blog

私が積み重ねてきた小さな経験が少しでも誰かの役に立ちますように。🍀

コロナ第7波の渦中で思うこと②

おはようございます。

 先週コロナになり自宅療養をせざるを得なかったご利用者Oさんについてその後の
概要をお伝えします。
月曜日に38.3℃の発熱でデイサービスを休み、かかりつけ医に受診するもなんの検査もすることもなく、診断は「夏風邪」。抗生物質3日分と解熱剤・咳止めを4日分を処方され帰宅。電話で本人から事情を聞き、かかりつけ医に連絡しコロナ検査はしていないので、自分でしかるべき病院を探して欲しい。他の仕事をしつつ、ひたすら保健所に9時過ぎから17時まで電話をするも通常ルートでは繋がらず、施設向けホットラインでつながるも、パンク状態の保健所職員は「受診先を自分で探すか救急車を呼んで」と言われ終了。デイサービスで仲の良いご利用者がその3日前のデイの帰宅直前に発熱し翌々日にコロナ陽性が判明した。同日にデイを利用し同じテーブルで活動・食事をしていた事から感染経路が推定された事から、デイサービスが所持している抗原検査キットで検査してくれることになった。ようやく検査にこぎ着けました。結果は陽性。陽性の(線)がくっきり出ているのを初めて見て、理由はないけれどびっくりしました。
...問題はここからです。デイサービス週3回利用し、脊柱管狭窄症、頸椎症、両膝関節変形症等からの痛みと90歳近い高齢独居のOさんはデイでの入浴とデイで出される作りたての昼食と機能訓練士によるリハビリを楽しみにしていたのに、突然検査日から約10日間の自宅療養になった。幸い熱も最高38.7℃で咳・鼻水・倦怠感でとどまり、自分で動ける体力があるため救急車の要請は必要はないだろうと遠方に住むキーパーソンの妹の
意見で自宅療養になった。普段お世話になっている訪問介護(ヘルパーさん)に事情を話すも「人員的にコロナ陽性者」の支援にゆけないと断られた。食料等の買い出しだけでいいからとお願いしても難色。もう面倒くさいや!と自分でOさんに電話で必要なものを聞き取りし3日ごとに自宅に届けた。判断力の多少低下してきているOさんは毎回のように玄関のドアを開けるとマスクなしで出てきてonigawaraはそのたびに後ずさりをして「マスクを付けて!」と毎回叫ぶの繰り返し。そんなOさんも平熱が自分の平熱36.2℃で推移している。「まだ咳が出るんだけれど、だいぶ元気になりました。ありがとうございます。」...良かったです。デイに来られるようになるまで毎朝電話しますから。必要ならヘルパーさんが来られるまで買い物もするから。。でも他の独居のご利用者の事が脳裏をよぎり、暗澹たる思いになりました。