おはようざいます。
今日はイヴァン・イリイチ(オーストリア、ウィーン生まれの哲学者)の『シャドウ・ワークー生活のあり方を問う』(岩波書店)と毎日新聞に掲載されていた西原理恵子さんの漫画(のちにアニメ化)『毎日かあさん※2』から頂きました。
.....月曜の朝はとても忙しいので、帰宅後にまた書きます。m(_ _)m
.....こんばんは。今日もコロナに一日中振り回されながら何枚もショートステイの申し込み書を書きまくり、国保連の請求準備で電卓を叩きまくり、気付けば遠くの席で偉いおじさんが一人しか残っていないことに気付き慌てて帰りました。(^^;)
「シャドウ・ワーク」※という言葉をご存じですか?
端的に言うと、無償の「家事労働」を指します。ひとり暮らしをしている人にとっての家事労働は純粋に自分の生活を成立させるための自然な行為です。これがパートナーや自分の子供の世話、年老いた親の介護などの場合はたとえ大切な家族であってもそれは”他人”のための「家事労働」となります。問題はこの「シャドウ・ワーク」に対する評価と対価(どういう形であれ報酬)や分担バランス。
残念ながらonigawaraの家庭はずっと長い間、ワンオペ育児&家事でした。だんだん体力的に辛くなってきて、ようやく夫に子育てと家事の”シェア”の要求をしました。
まぁ..夫は仏頂面していますが少しずつ手伝ってくれています。
我が家のように”庶民のなかの庶民”の家庭と関係ない経済層で家事代行サービスや自宅に出張して料理を手作りするサービスなど色々とマネタイズされていますね。「家庭」という長いあいだ聖域とされた場所に沢山の「活路」があるかもしれないと考えています。
※シャドウワーク(shadow work)とは、イヴァン・イリイチの造語で、専業主婦などの家事労働など報酬を受けない仕事だが、しかし誰かが賃労働をすることのできる生活の基盤を維持するために不可欠なもの。妊娠出産、子育てなどの再生産労働をこれに含ませる。鶴見和子はこれを「影法師の仕事」と訳したことがある。本来は消費社会化を支える隠された労働という意味合いで唱えられた[1]。また、出産・子育て・教育をする生活(生命の継承・発展)を人間活動の中心と捉え、その生活および社会を支える賃金労働の側を「シャドウ・ワーク」とする視点もある(女王蜂と働き蜂理論)。シャドウ・ワーク - Wikipedia